カラコンのプロモーション展開

「スピードの速さが私たちの武器。流行の最先端をいくビジネスですから、書類待ち、決済待ちで遅れを取るわけにはいきません」
渋谷の女の子たちが「カワイイ」「おしゃれ」だと思うものにアンテナを張っている
10代から20代前半をターゲットに、人気モデルのブログや占い、恋愛コンテンツ等を無料で提供している。
連動する携帯ショッピングサイト「Shibuyawalker」「Candywalker Shopping」では、
渋谷系ファッションブランド・雑貨・コスメ関連を中心に商品販売を行っている。
同社を創業して間もなく、渋谷の女の子が身に付けているカラコンが名もない外国製のものであることに着目。
素性のわからないカラコンを目に入れることはリスクが高い。
彼女たちに安心なカラコンをつけてほしい、との思いから、2005年、自社ブランドの「AngelColor」を発売したところ大ヒット。

また、渋谷系女子のポーチの中身を作る、をキーワードにコスメラインの
「AC by AngelColor」やモデルの益若つばさを起用したコスメブランド 「CandyDoll」を発売。
いずれも大人気商品となり、今や同社の売り上げの6割をこれら自社ブランド商品の販売が占めている。
次々とヒット商品を生み出す秘訣は、自社のモバイルメディアを生かしたマーケティングと、プロモーション展開にある。
また渋谷にある社屋は、女の子たちが気軽に遊びに寄れる場所になっており、消費者のリアルな声が聞けるのは大きな強み。
彼女たちとの信頼関係を軸に独自のガールズマーケティングもビジネスとして確立している。
さらに同社の名を一躍広めたのが、大型ファッションイベント「渋谷ガールズコレクション」の開催。
イベントとしても成功しているが、同社のブランド確立にも大きく貢献している。
「自社ブランドを作る場合、すべて商標権を取得することにしています」というのは市川陽一取締役。
他社に先を越されて、ブランド名(商標)が使用できなくなっては困るからだ。
ブランド名は商品のイメージを左右する非常に重要なもの。
パッケージ制作のみならず、その後のプロモーション展開にも影響してくる。
そこで同社は、企画と同時進行で商標登録を出願。その後に商品を販売するという流れを徹底している。

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